ユーザー車検にチャレンジしてみよう!

車の整備をしている人

 

車に乗る人でしたら車検といったら、

お金がかかるというイメージは誰もが持っているはずです。

中には「車検は認証登録を受けた整備工場でしかやる事ができない。」などと、

間違ったイメージを持ってしまっている人もいます。

 

現在の日本における車検制度を正しく理解する事で、

カーライフが有利に進む事はたくさんあります。

 

車検は5種類ある

 

継続検査

 

主に車検と称されているのは、継続検査の事を言います。

 

車検証に記載されてある有効期限を延長させるために必要な検査で、継続検査を受ける事で車の区分ごとに設定された期間が延長された新しい車検証とフロントガラスに貼るシールを受け取る事ができます。

 

 

 

完成検査終了証切新規車

 

長期在庫や展示車で使用されていた車両などのみが受ける、
車検の中でも最もレアな内容となります。

 

通常自動車メーカーで製造された新車は生産終了時に国土交通省の認可を受けている各メーカーが完成検査終了証を発行します。

 

この完成検査修了証がある事で新車は注文を受けた各販売店に送られて、販売店側は有効期限内の完成検査終了証とその他必要書類を持って各運輸趣旨局に新車登録を行う事ができます。新車を注文すると、納車日よりも早い段階で新車登録されるのは、この制度を利用しているからです。

 

車の持ち込み不要で新車登録を行える完成検査終了証には有効期限があります。
以前は6ヶ月で設定されていましたが、現在は延長されて9ヶ月となっています。

 

新車が製造されて完成検査を受けてから9ヶ月以降経過した場合は、新車登録するために車を陸運局に持ち込んで、検査ラインを通す事が必要となります。

 

この手間をなくすために各新車ディーラーは展示車両を半年前後の周期で入れ替えていて、完成検査終了証の有効期限内に車を売るために叩き売りを行う事が多いのです。

 

 

 

抹消登録新規車

 

中古車を購入した時に主に販売店が行います。
車検が切れたり、有効期限が短い中古車は仕入れをした時や、仕入れ前の売主側の移行などでナンバーを返納する事があります。

 

中古車として再びナンバーを取得する事を前提に一時的にナンバーを返納して自動車税などの納税リスクをなくす事を「一時抹消登録」と言います。

 

再び新しいオーナーが決まり登録される場合は、一時抹消前の車検残に関わらず無条件で車検を受ける事が必要になります。この一時抹消された車を再びナンバーを取得して車検を取り登録するための検査抹消登録新規車と言います。

 

各陸運局から認可を受けた指定工場であれば、通常の継続検査と同様に工場内で検査ラインを通す事が可能で、この場合は名義変更は車を持ち込まず書類だけで可能となります。

 

指定工場で検査を受けていない車は、車を持ち込み陸運局で検査ラインを通す事が必要となります。

 

 

 

予備検査

 

主に中古車の売買で行われ、業者がヤフオクなどのネット販売で車を売る場合に利用されます。

 

一時抹消をされた車を個人が名義変更をして登録する場合は、抹消登録新規車としてナンバーが付いていない車を陸運局まで持ち込む必要が出てきますが、事前に認定工場などで予備検査を受ける事で書類のみで車検を取り直した名義変更が可能になります。

 

中古車以外にも並行輸入車の販売時にもよく利用されています。
予備検査を受けてから3ヶ月間の有効期限があります。

 

 

 

構造等変更検査

 

エンジンを載せ替えたり、乗車定員を変えるなどの車検証記載情報を変更する時に必要な検査になります。近年利用例として多いのが、乗用車を箱バンのように後部座席を取って改造を行った車を、シートを付けなくても車検を通せるように福祉車両として8ナンバーに構造変更を行う事が多い事例となっています。

 

 

 

車検は自分で行う事もできる

 

車検はディーラーか整備工場でないと受けられないと思っている人も多いですが、業者を利用せずに自分で陸運局などに車を持ち込み継続検査を受ける事で車検を通す事ができます

 

俗称で「ユーザー車検」とも呼ばれていて、陸運局から認定を受けた指定工場以外や車好きな人がお小遣い稼ぎなどでユーザー車検代行のサービスを行っている所も多いです。

 

 

ユーザー車検は難しい?

車の整備ができない素人でもユーザー車検は通す事ができます。

 

初めてのユーザー車検でしたら難しいと感じる所もあるかもしれないですが、本気でユーザー車検をやろうと取り組む姿勢さえあれば、途中で挫折する人は少なく、ほとんどの人が多少の苦労はあってもユーザー車検をやり遂げているのが現状です。

 

 

ユーザー車検にかかる費用は?

ユーザー車検を行う場合の費用は、業者に依頼するよりも圧倒的に安くなります。

 

必要な費用は主に

  • 重量税(車の総重量により税率が変わります)
  • 自賠責保険(車検の期間により保険料が変わります)
  • 印紙代(目安として2,100円前後)

必ずかかる費用は、上記の3点のみです。

 

その他より楽に車検を受けたい場合は、

  • 司法書士により書類作成代行(継続検査の相場は2,000円前後が相場)、代書屋と呼ばれる事も多いです。
  • 予備検査場を利用しての最終調整(内容によって変わりますが1,000円~3,000円程が相場)

などを利用するとより便利です。

 

その他の費用やポイント等は、「ユーザー車検に掛かる費用」のページでも詳しく説明しています。

 

 

ユーザー車検は一度挑戦してしまえば、一生モノのスキルに

 

ユーザー車検は一度やってしまえば、要領をつかむ事ができます。

 

グッドする女性

業者に車検を依頼する場合の料金の違いを実際に自分で車検を通す事で知ってしまうと、次からの車検では業者に依頼する事をバカらしく感じてしまう人も多いです。

 

車種が違ってもユーザー車検を受ける流れは大差ありませんので、簡単に行う事ができます。

 

なんでもっと早くユーザー車検を行わなかったんだと後悔しないためにも、直近の車検時から思い切ってチャレンジしてみる事をおすすめします。

 

ユーザー車検はどこで受けられるのか?

 

 

 

ユーザー車検を通すためには整備は必要?

 

タイヤの残り溝や灯火類を始めとした保安部品などに不備があると車検は通りません
車を長く乗るためにもしっかりとした整備をする事も必要です。

 

ですが、実際は要点さえ抑えてしまえばとても簡単なのがユーザー車検です。

 

整備付きのユーザー車検代行をしている業者の多くは、整備を行う前に車を預かったその足で陸運局に行き、先に車検を通してしまい、その後持ち帰って整備やメンテナンスをしてお客に車を返すという方法を取っている所も多いです。

 

一定の基準を満たしていれば、何も整備しなくても車検は通せてしまうのが車検の真実です。

 

 

 

車検切れ・車検切れ間近の車は売却できる?

 

「車検切れの車」も「車検が切れる寸前の車」も売却は可能です。
ただし、査定額は低くなります。

 

では、「車検を通してから、売ったほうがいいのか?」と言われるとそうではありません。

 

車検を通すのにもお金が掛かります。

 

査定額にもよりますが、「車検を通してからの売却」しても、車検代を差し引くと、「車検が切れ・車検切れ寸前の車」と査定額が結局のところさほど変わらないでしょう。
むしろ、車検を通してから売却すると、損をしてしまう可能性もあります。

 

車検は時間も要しますので、「車検切れ・車検が切れる寸前の車」は、そのまま売却してしまうことをオススメします。

 

また、その際に注意して欲しいのが、車査定はいくつかの会社を比較したほうがいいということです。会社によって査定額が大幅に変わるので、いろいろな会社と比較して、自分が一番納得のいく査定額を出してくれる会社を見つけましょう。

 

査定額は、実績も豊富なガリバーガリバー口コミを基準に判断するとわかりやすいかもしれません。