ここでは、その実現に向けて出資者を募集している、温室効果ガスの排出削減や吸収につながるプロジェ
クト(取組、活動、事業)のシーズを紹介しています。

このページで是非自らの計画するプロジェクトを紹介したいという方は、ご連絡ください。
info@smart-energy.jp

   
  注)下記の情報は、お客様ご自身の責任においてご利用下さい。当ウェブサイトでは、お客様の便宜のためにこれらの情報を提供しており、下記プロ
ジェクトへの出資を特別に推奨するものではありません。また、当社と下記のプロジェクト出資主体との間に、必ずしも提携・協力等の特別な関係が
あることを意味するものではありません。
  プロジェクト名 中国における貧困農家対象バイオガス・マイクロダイジェスターCDMプロジェクト
  スケジュール ・重慶プロジェクト: 2008年度末CDM登録予定.2009年度から実施.
・湖南省常徳市プロジェクト: 上記とほぼ同じスケジュール
  CO2削減量 一戸あたり年間およそ2–3.5 tCO2のCO2削減効果がある.
重慶プロジェクト(当面4万戸への導入を目指す):
13万tCO2/年 [プログラムCDMとしてステップ型で導入する]
湖南省常徳市プロジェクト(当面2万戸への導入を目指す)
5万tCO2/年
  プロジェクト
実施者
株式会社 PEARカーボンオフセット・イニシアティブ
代表取締役: 松尾 直樹
Web: http://www.pear-carbon-offset.org/
  プロジェクト概要 CDMは「クリーン開発」のためのメカニズムであるものの,現実には現地住民が直接便益を受けるプロジェクトはかなり稀である.とくに貧困地域におけるプロジェクトの数はきわめて少ない.この課題を打破するため,プログラムCDMと呼ばれる方法が可能となったが,現状にはまだ一件も成立したものはない.
本事業は,この課題をすべて打破するCDMプロジェクトのモデルとして,中国重慶地域や湖南省常徳市の貧困農村地域において,CERsから得られる利益を直接農民に還元してバイオガス・マイクロダイジェスター(BMD)を多数の農家に一軒ずつ導入するプログラムをCDMで行うものとなっている.
BMDは,農家が飼育している豚・牛・鶏等の糞尿と人糞を発酵させ,8 m3程度のバイオガス(メタンガス)を発生させるタンクである.BMDプロジェクトでは,農家一軒一軒にBMD設置費用の一部を補助して建設し,バイオガスを炊飯,暖房,室内灯に利用する.同時に,トイレ,豚舎,台所の改造も行う.中国では,これを「一池三改」という(下図参照).
中国においては,すでに2000万戸以上の農家が導入しており,ダイジェスターの政府規格やインスペクションの方式なども整備されており,技術的,あるいはサポート体制として失敗する可能性はきわめて低い.ただしこれは政府補助金を受けた農家であり,そうでなければ貧困農家が独自で導入することはむつかしい.政府補助金は限りがあるため,導入したくてもできない農家が大多数にのぼる(導入したほうがコストを考えても便益が大きいことはよく知られているが,初期費用の問題で導入ができない).今回のプロジェクトは,この政府補助金をもらうことができない農家を対象とする.
重慶においては,重慶市農業局から要請のあった重慶市三峡庫区生態経済区の13県・区において,村を選定してBMDを設置する.本事業で設置費用の一部として1,200元/戸を農家に助成して2,000戸導入し,その後,プログラムCDMにより残りの12県・区で各2,000~4,000個,合計4万戸を当面の目標にBMDを設置して普及する.湖南省常徳市においては,2万戸程度の規模を想定している.
  プロジェクトの
効果
BMDプロジェクトは,農家が飼育している豚・牛・鶏等の糞尿と人糞をBMDで発酵させてメタンガスを発生させ,そのガスを炊飯,暖房,室内灯に利用する.
BMDを農家に普及すれば,農家にとっては,バイオガスを炊事に使って近代的な生活がおくれ,石炭などの燃料を購入する支出が減ったり,森林伐採・運搬の過重労働を緩和するなど,多くの便益がある.また,石炭の代替としてバイオガスを利用することから屋内大気汚染を防止し,エネルギーの自給率の向上に貢献する.加えて,森林減少につながる非再生可能バイオマスの代替として利用することから森林伐採を抑制して生態系の保全に貢献する.さらに,残渣を有機肥料として利用することから化学肥料・農薬を削減して水質を改善するとともに回虫などの卵が死滅することにより住民の健康・衛生の向上にも貢献する事業である.
バイオガスはバイオマス起源であることから,CO2排出量がゼロであり,石炭や非再生可能バイオマスの代替として利用することから,エネルギー自給型社会を支援し,地球の持続的な発展に貢献する事業である.そして,先進国と発展途上国の協同により,発展途上国の抱える貧困問題とエネルギー問題,そして地球が抱える温暖化問題の同時解決のモデルとなる事業である.
  事業性 事業実施スキーム
この事業は,技術的なバリアはほとんどないため,最大のポイントは,きちんとプログラム全体をマネージできるコーディネーターと組むことができるか?という点にある.
PEARは,中央政府では農業部からこのタイプのプロジェクトへのサポートを得るという形で,たとえば重慶においては,農業局がきちんとしたサポートを行い,そのコントロール下にある企業を使って(中国ではCDMプロジェクトは政府機関は参加できない),地方における実施体制を統括する(現在,詳細の詰めを現地当局と実施中).
事業準備状況
重慶の場合,現地農業局とのワークショップが実施され,プロジェクトスキームはほぼ固まった.農家へのアンケートなども行っている.湖南省常徳市も同様.
採算性
CER販売によって,BMD導入補助金としての初期投下コストは,5年程度でペイバックできる.したがって,初期費用の投資や融資が得られれば実施可能.プログラムCDMで行うため,導入農家の規模は,調達資金に応じてフレキシブルになる.
CDM化
プログラムCDMは世界でも実績がまだないが,PEARおよびコラボレートしているClimate Expertsは,数件のプログラムCDMを同時並行で進めており,課題は少ない(Climate Expertsは50件以上のCDMプロジェクトに関与する).
  その他メッセージ まさに,持続可能な発展のモデルとなるプロジェクトで,再生可能なバイオガスによるエネルギー自立型農村建設に加え,多くのコベネフィッツがあり,環境面,社会面においてもPEARのカーボンオフセットの理想を具現化したプロジェクトである.
重慶におけるプロジェクトは,北海道洞爺湖サミットでのカーボンオフセット事業の一環として外務省からの助成対象事業に選ばれている.
重慶,湖南省の他にも,広西チワン自治区など,多数の貧困農村地域で実施する予定となっている.
現在,このようなプロジェクトにこそ投資や融資をしたい,という企業や個人の気持ちの受け皿であるファンドを検討中である.一方で,ある程度の規模以上であれば直接実施可能となり,打診もいくつか受けている.ご興味のある方は,ご連絡をいただきたい.
またPEARでは,電球→電球型蛍光灯への転換プログラムのCDM化など,他の種類のプログラムCDMも実施予定となっている.
  問い合わせ 株式会社 PEARカーボンオフセット・イニシアティブ
担当: 森 洋一
連絡先: 03-3248-0557
E-mail: y_mori@pear-carbon-offset.org
     
     
  プロジェクト名 カンボジアにおける地雷除去型コベネフィッツCDMプロジェクト
  スケジュール 2008年地雷除去作業開始、以降植林、2009年バイオマス発電事業実施
  CO2削減量 33,216 t-CO2/year
  プロジェクト
実施者
EVER GREEN JAPAN 有限会社
代 表: 溝口 哲也
EARTH EVER GREEN CAMBODIA inc. (現地法人)
代表取締役:橋辺啓
  プロジェクト概要 カンボジアにはポルポト派との内戦の際に使用した地雷が残り、地雷による被害があるばかりでなく、危険地帯として荒地のままとなっているエリアがいまだ残っている。本プロジェクトは、この荒地4000haから地雷を除去し、現地にプランテーションなど産業を育成させ、それを原料とするバイオマス発電事業を実施し、地域インフラを整備することを目的とする。本事業はカンボジア環境省大臣より依頼状を頂いており、カンボジアとしてプロジェクト実施の効果を高く評価してもらっている。日本としても排出権の取得などの効果が見込め、コベネフィッツ型CDMといえる。
  プロジェクトの
効果
・半永久的荒廃地がヤトロファ林、ゴマ栽培地として蘇る。
・3000人規模の雇用創出と豊かなコミューンの形成
・教育・へき地医療問題の解決
・CERの確保
  事業性 主な事業必要資金は地雷除去コスト、土地利用権確保費用、植林コスト、バイオマス発電設備費用からなる。地雷除去コスト(1億円)、植林コスト(7800万円)からなる。CDMについては、ヤトロファ由来のバイオディーゼルを、石油高騰で経営が厳しくなっている石油火力発電所に売却することを計画中。
  その他メッセージ 環境だけでなく社会的にも非常に価値の高い事業です。北海道洞爺湖サミットでのカーボンオフセット事業の一環として外務省からの助成対象事業に選ばれています。
  問い合わせ EVER GREEN JAPAN 有限会社
代表:溝口 哲也
E-mail:mizoguti@pastel.ocn.ne.jp

運営体制 | 運営方針 | お問い合わせ | プライバシーポリシー
copyright 2008 Japan Smart Energy Co Ltd.